Apple、数カ月前より新iPad Proをテストしていることが発覚|【OMM特集】大塚和成のネット・ITの気になる話

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大塚和成です。本日紹介するネット・ITの気になる話は『Apple、数カ月前より新iPad Proをテストしていることが発覚』です。

Apple、数カ月前より新iPad Proをテストしていることが発覚|【OMM特集】大塚和成のネット・ITの気になる話

Appleは今月末にもイベントを開催し、Face IDを搭載した新しいiPad Proを発表すると期待されていますが、同社が数カ月前から、 新しいiPad Proを社内で試用していることが判明しました。

デバイスログに登場

モバイルアプリ解析プラットフォームAppseeによると、8月1日以降の同社のデバイスログに、「iPad8,1」「iPad 8,2」「iPad8,3」「iPad 8,4」「iPad 8,5」「iPad 8,8」という識別名のモデルが登場しているとのことです。米メディア9to5Macの記者で開発者のギルヘルム・ランボー氏も、これらのIDは2018年中に発売される新iPad Proのものだろうと述べています。

ランボー氏は、新iPad ProのWi-Fiモデルの識別名が「iPad8,1」「iPad 8,2」 「iPad 8,5」「iPad 8,6」で、Cellular対応モデルの識別名が「iPad8,3」「iPad 8,4」「iPad8,7」「iPad 8,8」だろうと推測しています。

Appseeのログには今のところ「iPad 8,6」と「iPad8,7」は登場していませんが、番号の並びから見て存在する可能性は高そうです。

解像度は現行モデルと同じ?

興味深いのは、新しいiPad Proモデルのディスプレイ解像度が、現行の10.5インチと12.9インチモデルの解像度と同じと思われることです。AppseeのログによればiPad8,1からiPad 8,4までのモデルは1,112×834ポイント、iPad 8,5とiPad 8,8は1,366×1,024ポイントとなっています。

ちなみにポイントはピクセルとは異なります。iPad Proのディスプレイの場合1ポイントあたり4ピクセルを意味しており、1,112×834ポイントは2,224×1,668ピクセル、1,366×1,024ポイントは2,732×2,048ピクセルとなるので、現行の10.5インチ、12.9インチのiPad Proの解像度とそれぞれ一致します。

解析データによると、新iPad Proのディスプレイサイズは現行モデルと同じく10.5インチおよび12.9インチ、アスペクト比4対3を維持しているようです。


実績のあるAppseeだが…

Appseeについては、2015年8月に同社のログデータに解像度2,732×2,048ピクセルの「iPad6,8」という識別名のiPadが登場、同年10月にまさにこの解像度のiPad Proが発売されたという実績があります。

ただしこの情報には少々気になる点もあります。Appleに関する情報の精度の高さで知られるアナリストのミンチー・クオ氏は次期iPad Proのディスプレイサイズについて、10.5インチではなく、11インチと12.9インチになると予測しているからです。10.5インチと11インチでは、解像度も違ってくるはずです。

Appleは今月中にイベントを開催し、ベゼルが狭くフルスクリーン設計で、Face IDを搭載した新型iPad Proを発表するでしょうか。今後の動向に注目です。



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