AbemaTVが「存続の危機」!? “看板番組”の不可解な打ち切り|【OMM特集】大塚和成のネット・ITの気になる話
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大塚和成です。本日紹介するネット・ITの気になる話は『AbemaTVが「存続の危機」!? “看板番組”の不可解な打ち切り』です。
AbemaTVが「存続の危機」!? “看板番組”の不可解な打ち切り|【OMM特集】大塚和成のネット・ITの気になる話
インターネット放送局AbemaTV(アベマTV)が存続の危機を迎えているらしい。
AbemaTVは「サイバーエージェント」と「テレビ朝日」の合弁会社が手掛けるネットテレビ局。スマートフォンやパソコン、テレビ端末から、バラエティーやニュース、スポーツなど約25チャンネルの番組を24時間無料で視聴できる。
2017年11月に元『SMAP』3人が出演した「72時間ホンネテレビ」や、「亀田興毅に勝ったら1000万」などの企画が話題を呼び、地上波テレビ以上の注目を集めたAbemaTV。現在は恋愛関連のオリジナル番組を増強したことが奏功し、若年女性ユーザーが増えているという。
しかし、2017年まで着実に増加してきた視聴者数が、今年に入ってからは500万〜600万台で微増かほぼ横ばい。そんな中、AbemaTVで放送されていたプロレス番組『DDT LIVE! マジ卍』が、10月26日に突如放送終了と発表された。この番組はプロレス界久々のゴールデンタイム・生中継レギュラー番組だったのだが…。
「2017年9月に、プロレス団体DDTの全株式をサイバーエージェントが買い取り、グループの傘下に取り入れました。目的はAbemaTVのコンテンツ強化とDDTの認知度アップだったそうです。突然番組を打ち切りにした理由は、『DDT両国国技館大会』生中継での放送事故が原因など、ネット上でさまざまな憶測を呼んでいますが、明確なことは分かっていません」(芸能記者)
今は基盤作りだというが…
一方、番組の間に挿入するCMの広告収入と、見逃し番組のオンデマンド視聴機能などで得るユーザー課金収入などは、前年比の約3倍となる63億円を記録。しかし投資額の方がはるかに上回っている赤字経営状態で、藤田晋社長は「収穫の時期を迎えたときに大きく成長できるよう基盤を作りたい」と語っている。
今年10月には、電通、博報堂DYメディアパートナーズとの資本業務提携を発表したAbemaTV。広告拡販やコンテンツ調達の強化を目的にしているが、この提携によってかじ取り争いが起きる可能性も否定できない。
元『SMAP』3人など、地上波テレビから追い出された芸能人の稼ぎ場となっているだけに、何とか存続してほしいと願っているファンは多いようだが…。
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