「ユニクロあんぱん」ネット転売相次ぐ 「感謝の気持ち」なのに...広報も困惑|【OMM特集】大塚和成のネット・ITの気になる話

【この記事の紹介について】

大塚和成です。本日紹介するネット・ITの気になる話は『「ユニクロあんぱん」ネット転売相次ぐ 「感謝の気持ち」なのに...広報も困惑』です。

「ユニクロあんぱん」ネット転売相次ぐ 「感謝の気持ち」なのに...広報も困惑|【OMM特集】大塚和成のネット・ITの気になる話


2018年11月22日、ユニクロ店舗で無料配布された「あんぱん」が、フリマアプリなどに相次いで出品されている。値段は大体1個500円前後で、すでに売買が成立しているケースも目立つ。

こうした状況について、ユニクロの広報担当者はJ-CASTニュースの取材に、「店舗にお越しいただいた方へ、感謝の気持ちを込めて配布したものですので...」と困惑を隠せない様子だ。

1個「1000円」以上の出品も

話題のあんぱんは、ユニクロが22日から26日まで実施する「34周年 誕生感謝祭」キャンペーンの初日限定企画で配布されたもの。個数は限られており、店頭を訪れた客に先着順で配られた。

パッケージには、「34年間のありがとうをカタチに!ご来店頂き、ありがとうございます!」という感謝のメッセージが。そのほか、モデルの中村アンさん(31)の写真も。近くには、「中村アンパン」という直球の駄洒落コピーもあった。

実際、キャンペーン当日の朝には「ビックロ ユニクロ新宿東口店」に中村さんが登場した。来店客に手渡しであんぱんを配る様子を、ユニクロの公式ツイッターが写真付きで伝えている。

このように、ユニクロ側が来店客への「感謝」として無料配布したあんぱんが、ネット上で売買されているのだ。J-CASTニュースが23日正午、フリマアプリ「メルカリ」を調べると、60件以上の出品がヒットした。

販売価格は500円前後のものが多いが、なかには1個当たり1000円以上の値段をつける強気な出品者の姿も。すでに売買が成立した取引も15件以上が見つかった。さらには、

「本日ビックロ新宿東口店で朝から並び中村アンさんご本人から直接手渡しで頂いた中村アンパンです!」

との売り文句で出品するユーザーまで出ていた。

ユニクロ広報「ご自分で食べて頂ければ...」

 

そのほか、オークションサイト上でも10件以上の出品が。こちらでは、1個あたり600〜800円を「即決価格」とするケースが目立っていた。すでに、複数件の入札がある出品もあった。

こうした出品のパッケージ写真をみると、消費期限は12月中旬以降のものがほとんど。とはいえ、無料でプレゼントされた食品を「転売」する行為について、ツイッターやネット掲示板には、

「ユニクロのあんぱんをメルカリで売る奴ら、、、呆れるわ」

「オクであんぱん出してる人発見し、ギョッ」

「買ってまで欲しいもんか?」

といった呆れ気味の声が出ている。

なお、J-CASTニュースが11月23日昼、ユニクロの広報担当者にこうしたネット上の動きについて取材をすると、

「『感謝祭』当日に店舗にお越しいただいた方へ、感謝の気持ちを込めて配布したものですので...。できれば他の方にお譲りするのではなく、ご自分で食べて頂ければありがたいですね」

と話していた。


【OMM特集】大塚和成のネット・ITの気になる話のブログを紹介】

「大塚和成のネット・ITの気になる話」は最新のインターネットテクノロジーに関する話題をOMM特集として紹介する個人のブログです。

 

【大塚和成について紹介】

下記URLは、このブログである『【OMM特集】大塚和成のネット・ITの気になる話』を運営している大塚和成について紹介しています。このブログを読んでいただけている方で、まだ大塚和成についてご存知ではない方は、是非読んでください。


0コメント

  • 1000 / 1000